似顔絵で描いて欲しいという方が一人も出てこないということは、他人の似顔絵は見たいけど、自分は描いて欲しくないということでしょうか?
少なくとも、僕もそうです。
そんなわけで、何の許可も得ず、今回は中原道夫さんです。

中原道夫

今年も俳句甲子園の際にお会いしました。一見独特のオーラで近寄りがたい雰囲気なのだけど、お話しすると気さくで、いつも笑わされてしまいます。お会いした際に頂いたオリジナルハガキ、ちょっと自慢。
先週の稲穂さんの似顔絵に対するコメント多数、ありがとうございます。
改めて稲穂人気に驚いた次第です。
時には軽いタッチもいいかと思い描いたのですが、いつきさんには「左手で描いたんじゃないの?」と言われてしまいました…。

坪内稔典

さて今週は、先週末(17日)にお会いした坪内稔典さん。坪内さんのちょっといたずらっ子のような表情が好きで、ニヤッとさせていただきました。
先週の香雪蘭さんの似顔絵に対して、思いの外コメントがついてて、ビックリしました。コメントをつけて頂いた皆様、ありがとうございます。
似てる似てないの議論(?)の原因はハッキリしてまして、実物よりもちょっと大きく黒目を描いたから。

似顔絵なんて、「似ている」というだけで角が立つもの。ちょっと大げさでも、ぱっちりお目々の香雪蘭さんに描く方がよいと思ったのだけど……。
因みに黒目を取ると、笑顔の蘭ちゃんになります。

前置きはさておき、今週は先日の「ニッポン全国俳句日和」の審査員として登場した片山由美子さん。

片山由美子

「ニッポン全国俳句日和」、5時間丸ごと観ましたよ。面白かったなぁ。
投句した者としては、前半のワクワク感も良かったし、選句タイムに登場する稔典さんのコーナーも楽しかったし、最後の議論もそれぞれの選者のスタンスが見られて興味深かった。

そしてこの番組で一番心に残った言葉は、片山由美子さんの「俳句は品格」。
俳句に心が宿っているとすれば、品格のある俳句を作れるのは、品格のある人格だと思う。品格のある人格の作った俳句を評価できるのも、品格のある人格ではないか。つまり、品格のある俳句を選ぶということは、その選者も品格があるということで、……番組中筑紫磐井さんに、「片山さんには俳句と認めない俳句」として紹介されてしまった句を作るようなワタクシには、とうていたどり着けない境地だね。
正木ゆう子

自分でアップして言うのも何だけど、勇気あるよなぁ。
俳句甲子園でお会いしましたが、実物の正木さんは、もっともっと美人です。
角川俳句賞の審査員でもあります。5月末締め切りです。

以下、今までで一番反響のあった、理酔さんの似顔絵に対するコメント。

いやいやこれはご本人もご納得&お喜びでしょう〜〜
っていうか、よっ、男前!アニキ!
| みかりん | 2009/04/07 5:25 PM |
↑かっこよく描いたつもりだけど、喜んでいるかどうかは、以下参照。

老けたなあ…
「十年後にはこの様な偏屈オヤジになって見たい的、理酔の正解!」
| 理酔 | 2009/04/07 7:06 PM |
↑……やっぱり本人は微妙なんだよねぇ。

あっ!似てる〜〜
さすがですね〜お酒飲む前みたいな気がする。
| しんじゅ | 2009/04/08 12:01 AM |
↑酒飲む前の顔って、見たことあります?

似ている。シリ−ズ中最高傑作だ!
| 遊造 | 2009/04/08 3:41 PM |
↑ありがとうございます。アクセス数も、金子兜太さんを抜いて、ダントツ一位!

理酔兄さま、理知的でカッコいい〜。もすこし毒っ気(?)と色気をプリーズ〜!
| 更紗 | 2009/04/08 9:27 PM |
↑というわけで、似顔絵に毒っ気と色気を少し足せば、実物になります!?
黒田杏子

杏子先生に初めてお会いしたのは、2001年5月、俳句王国の山形県での公開放送の時。それ以来、俳句甲子園や俳句チャンピオン決定戦など、何かとお世話になっております。特に、2007年の12月放送のNHK-BS「おーい、ニッポン」の際は、生放送中に全国から送られてきた俳句から杏子先生が選をして、僕がその俳句に絵をつけるという企画があり、ほぼ一日ご一緒しました。大きな行灯に絵を描き入れると「あなたは大したもんよ。今度一緒に何かしましょう」と仰っていただきました。それがどんな形で実現するのかは、こうご期待!

前回のきとうじんさんのイラストへのコメント、ありがとうございました。

>ひと筆書きかと思うくらいの、
>そんな手間どってませんみたいなあっさりな線で、
>ここまで書けるなんて、さすが右手!
>っていつの間に右手に?
>組員シリーズは右手やったのね。気づかんかった。
>| らん | 2009/03/25 3:41 PM |
↑似顔絵は実物を見ながら描くのが一番良くて、僕の場合、写真を頼りに描くとどうもうまくいきません。記憶を頼りに描いた方がいいようです。

>じゃあもっと有り得ないシチュエーションで。
>「猫耳コスプレの黒田○子」とか「金子○太のボディビルポーズ」とか
>「特大ケーキを心から幸せそうに食べる組長」とか。
>| hisoka | 2009/03/25 5:04 PM |
↑ひ、ひそかさん、反応しづらいです…。

>ガハハハハ案外似テル余寒カナ K
>| kuma12 | 2009/03/25 11:15 PM |
↑お褒めの言葉、ありがとうございます。

>黒白反転させるとさらに似てきそう〜
>| 更紗 | 2009/03/26 12:45 AM |
↑黒白反転させると、きとうじんさんのアバンギャルドな性格を更に浮き彫りにできそう?

>似てるんだけど、どことなくスヌーピーに出てくる
>キャラクターっぽい何か。にも見えます。
>| 灰色狼 | 2009/03/26 9:35 PM |
↑ペパーミント・パティの野球チームにいる東洋人?
長谷川櫂

何かと話題を提供してくれる長谷川櫂さん。最近も、「古志」の主宰を30代の若い方に譲ったそうで、でも選句はするそうで、じゃ、「主宰って何だろう?」とも思いますが、何かを前に進めるのに矛盾のない方法なんてなかなかないし、やり方はともかく、若手を育てようとする姿勢は支持したい。

前回の「右手で描く組員シリーズ 南行さん」へのコメントより。

>あれ??左手の方がいいかも!?
>| 更紗 | 2009/03/10 9:59 PM |
↑右手の方がコントロールが効き過ぎるので、ワタクシの心根の悪いところが出ちゃうんだよねぇ。でも、似顔絵の面白みって、そういうところかもしれないし。

>チャンヒさん、あ、あ、有難うございます。
>顔はもう少し若いかも、そしてもう少し男前かも←何でも言うとこ、言ったもん勝ち←ガハハ(組長ふう)
>| 南行ひかる | 2009/03/11 8:56 AM |
↑ワタクシとしては「精一杯男前」に描いたつもりですが…。ま、所詮似顔絵ということで、笑ってやってください。

>写楽っぽいところがニクイ。
>| ねこ | 2009/03/12 7:00 AM |
↑ありがとうございます。「右手で描く組員シリーズ」は、「もっと可愛く描いて」とか「もっといい男に描いて」なんて言葉をさり気なく聞き流し、エキセントリックな似顔絵を目指すつもりです。

皆様今後ともよろしく!
shootaka

先日(とは言っても一ヶ月程前)居酒屋で呑んでいると、カウンターの奥のテレビに、大高翔さんが映ったので驚いた。いや、それが俳句番組だったら驚かないのだけど、日曜夕方の「真相報道 バンキシャ!」のご意見バンとして登場していたから、不意を突かれて驚いてしまったのだ。
こんな形で俳人が登場するのは、華やかで良いね。最後に事件と絡めた一句を詠まないといけないのが、ちと辛いけど…。

ところで、前回の対馬さんの似顔絵に対するコメント、ありがとうございました。

>対馬康子さんと桃ライスさん、似てますよね〜。
>私も初めてお目にかかったとき(あ、桃ちんだ)と思いましたもの。
>この絵は、でも対馬さんぽい…気がします。
>| sumako | 2009/02/24 11:05 PM |
↑対馬さんぽいってところが、ちょっと嬉しい。

>う、うまい!・・・というか、私はご本人を存じ上げないんですがf^_^; 絵>としてうまい!
>| 更紗 | 2009/02/25 12:11 AM |
↑本人を知らないのに「うまい!」と言ってくれる勇気が好きだ。

>待ち受けにしたものの、ケータイのマチキャラのひつじのしつじくんが
>兜太先生の顔の上で遊んだり、居眠りしたりと、かなり失礼なことになって>いて恐縮です。。
>| ももかん★ | 2009/02/25 8:55 PM |
↑その待ち受け状態、絶対見てみたい!

>私はメガネ姿の対馬康子さんが好みなので勝手にメガネをかけさせていま
>す。著作権を侵害してスンマセン。
>| めろ | 2009/02/28 9:50 AM |
↑メガネを付けるかどうかは、悩んだところ。自分でもやってみよう。

>左手と右手の違いはどこにあるんだ?!
>| ねこ | 2009/02/25 5:43 AM |
↑うむ、ならば次回は、「右手で描く組員シリーズ」の開始じゃー!
対馬康子

前回の兜太先生の似顔絵にいろいろと書き込みありがとうございます。
早速ケータイの待ち受けにしたという、ももかん☆さん。
水戸黄門の印籠のように使えそう。ははー。

更紗さんとつみれさんの応援の言葉もありがたい。
左手で描くのは、似てない時に言い逃れができるという、不純な思惑だったんだけど…。

>こんどは、ひとつ、ワシのもお願いしたいものぢゃ。がははは!
>金子どうだ
むむむ、兜太先生の髪の毛を増やせば似るのだろうか?(失礼)

というわけで、前回がなかなか好評だったので、気をよくしての第2弾は、対馬康子さん。
対馬さんとは数年前に、俳句甲子園の予選の審査員として、ご一緒したことがある。キリリとした、カッコイイ方という印象がある。

それと、いつき組の組員以外はほとんど分からない情報だけど、桃ライスさんによく似ている。(というか、桃ライスさんがよく似ている?)
今回、ただでさえ左手で描きづらい上に、対馬さんと桃ライスさんとの違いが出せなくて苦労した。
事務所の香奈ちゃんに「キムさん、時には右手で描いたらどうですか?」と企画の根本を揺るがす発言をされ一瞬焦ったが、強引に描ききった。
というのも、右手で描いたって、二人の違いなんて書き分けられないんだもん。
金子兜太氏1

昨日のメールマガジン「俳句マガジンいつき組通信」でお伝えしたとおり、新連載「チャンヒの左手で描く俳人シリーズ」のスタート。
俳句総合誌などを参考に、誌面に登場した有名俳人方を、利き手ではない左手で似顔絵を描くというコーナー。

そしてこのコーナーの第一回は、先日正岡子規国際俳句大賞を受賞された金子兜太先生。自分が21世紀初頭の俳人ならば、一度はお会いしたい方ではないだろうか。
僕自身は会場には行けなかったので、組長のブログで会場の雰囲気を味わうことしかできなかったのが残念。
今年は、俳句甲子園の特別審査員としておいでになるそうなので、その時は是非ともお会いしたい。
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