ハイクライフマガジン『100年俳句計画』は、10年ほど前から視覚障害者向けに、本文をテキストデータ(html)として配信するサービスを行ってきました。テキストファイルであれば、スマートフォンや専用のソフトを使用することで、マガジンの本文を音声で聞くことができます。

 

6月号より、視覚障害者の方でも写真やレイアウトの確認が簡単にできればと、電子書籍版の配信を始めました。
また、マガジンの電子書籍化は一般の定期購読者にもメリットがあると思い配信することにしました。

 

お便りをくださった森畑(俳号めならべ)さんは、視覚障がいを持っている方で、以前から『100年俳句計画』を愛読(愛聴?)してくださっています。
今回の電子書籍版の配信に早速感想をくださいました。

頂いた感想を読んで、「電子書籍版を作って本当に良かった!」と編集室全員で喜んでいます。

 

以下、森畑さんの許可を頂きましたので掲載いたします。

 

以下、転送メール

 

めならべです。
 

今月も「100年俳句計画」を楽しく読み聞きさせていただきました。

そして、電子版のありがたきこと!

送っていただいている冊子のページをめくり、

(スマートフォンのカメラで)拡大してみることも出来はするのですが、

視野が狭い私には、写真の位置をiPhoneのカメラレンズにとらえることに時間がかかるようになり、

少々面倒になっていました。

ですが、電子版はスワイプでページさえ目途がつけば、

ぶれることもなく、拡大して写真を見ることができます!

今回は、iPadで電子版を表示させつつ、iPhoneでテキスト版を聞くという方法で試してみました。
例えば、タケノコ掘り体験吟行の掲載文では、

チャンヒさんのさすがの行動描写と風景描写の素晴らしさで、笑いながら楽しく聞きました。
文章を聞き終わった後に、iPadで掲載ページを拡大。
「しゃげ用」というメモが張られているとおもわれる写真を発見!
そこでまた、笑いがでてしまいました(笑)
私の視力では、写真内の紙の文字はみえないものの

紙の白色のコントラストと雰囲気でとらえることができました。

…なんといいましょうか、

文章で聴き、さらに写真を拡大して様子を把握できたときに、2度楽しめた感じでした。

とにかく、贅沢なシステムです。

これであれば、
見えているか見えていないかで言えば、見えているけど、
文字を読むのはむずかしい…という状態の視覚障がいがある方や

ロービジョン(弱視)の方にとって、感激ものの「合理的配慮」です!

身体障害者差別解消法が成立されてから、「合理的配慮」をすることを義務図けたり
努力義務として対応することが求められるようになりましたが、
「100年俳句計画」はそんな法律ができる前から、視覚障がいのある方と共に

話し合いながら対応されていて、すんばらしい! でございます。

私のFacebookでも近々投稿させていただきます!

それでは、これからもよろしくお願いします!
ありがとうございました。

 

 

後日投稿されたFacebookページのリンク

動画を交え、使用感を紹介されています。

https://www.facebook.com/yuko.morihata/posts/1734986653309179

 

 

100年俳句計画電子版20200602

100年俳句計画電子版の詳細はこちら

http://info.marukobo.com/?eid=804427

 

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